ユニットバスのリフォームの流れは?打ち合わせから工事まで徹底解説

query_builder 2024/12/07
水回りリフォーム
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古いユニットバスを使い続けていると、水回りのトラブルが増えたり、掃除が大変になったりと、様々な不便が生じるものです。快適なバスタイムを過ごすためにも、ユニットバスのリフォームを検討されてみてはいかがでしょうか。


この記事では、ユニットバスリフォームの施工の流れを、打ち合わせから工事完了まで順を追って詳しく解説します。


最新のユニットバスに交換することで、お手入れが楽になるだけでなく、断熱性や省エネ性も向上し、毎日の生活が快適になります。リフォームで快適なバスタイムを実現し、住まいの資産価値も高めましょう💡


ユニットバスのリフォームの流れは?打ち合わせから工事まで徹底解説

▼ユニットバスリフォームの目的とメリット


ユニットバスリフォームの目的とメリット




ここでは、ユニットバスリフォームの主な目的と、それによってもたらされるメリットについて解説していきます。




~老朽化・故障への対応~



長年使用してきたユニットバスは、経年劣化により機能性が低下したり、故障が発生したりすることがあります。リフォームを行うことで、老朽化した設備を新しく更新し、防水性や安全性を高めることができます。

また、壁や床の傷み、排水口の詰まりなどの修繕や交換を行うことで、カビの発生や水漏れなどのトラブルを未然に防ぎ、快適な入浴環境を取り戻すことができます。




~デザイン性の向上~



ユニットバスのリフォームは、浴室空間の印象を大きく変えることができます。古くなったユニットバスを、モダンでリラックスできるデザインに変更することで、浴室全体の雰囲気を一新できます。

タイルや壁パネル、浴槽など、様々なデザインや色彩のバリエーションから選択が可能です。リゾートホテルのような高級感のある空間づくりも実現でき、毎日の入浴時間をより贅沢で癒やしのひとときにできます。



~機能性の向上と使い勝手の改善~



リフォームを機に、最新の設備や機能を導入することができます。保温効果の高い浴槽や、節水型のシャワーヘッド、暖房乾燥機能など、快適性を高める設備を取り入れることが可能です。

また、浴室の広さや段差の調整、手すりの設置など、家族全員が安心して使える設計にすることで、長期的な使いやすさを実現できます。




~お手入れのしやすさ~



新しいユニットバスは、メンテナンス性の高さが特徴です。防カビ・抗菌加工が施された壁パネルや、汚れが付きにくい素材の採用により、日々の清掃の手間を大幅に削減できます。

また、継ぎ目の少ない一体型設計により、汚れが溜まりにくく、カビの発生も抑制できます。清潔で衛生的な浴室環境を、より少ない労力で維持できるようになります。



~住宅の価値向上~



ユニットバスのリフォームは、住宅全体の価値を高める重要な要素となります。浴室は、住宅の中でも特に重視される水回り設備の一つです。

快適性と機能性を兼ね備えた浴室にリフォームすることで、住宅全体の魅力が向上し、将来の売却時にも大きなアピールポイントとなります。計画的なリフォームによって、住まいの資産価値を確実に高めることができます。



▼ユニットバスリフォームの流れ


ユニットバスリフォームの流れ




ここでは、ユニットバスリフォームの一連の流れを、打ち合わせから工事完了まで説明します。

リフォームの検討・計画段階

まずは、リフォームの目的や希望するデザイン、予算などを明確にしましょう。その上で、ユニットバスのメーカーや機種、設備などを選定します。この段階で、リフォームの大まかな計画を立てることが重要です。

また、自治体への申請が必要な場合もありますので、手続きについても確認しておくとよいでしょう。




~リフォーム業者選定と見積もり~



次に、信頼できるリフォーム業者を選定します。複数の業者から見積もりを取り、価格だけでなく、提案内容や対応の丁寧さなども比較検討しましょう。

この際、リフォーム業者の実績や評判、アフターサービスの内容なども確認しておくことをおすすめします。万が一のトラブルに備えて、保証内容についても十分に確認しておきましょう。



~リフォーム工事の契約~



リフォーム業者が決まったら、契約を交わします。契約書には、工事内容や価格、工期、支払い方法などが明記されますので、しっかりと内容を確認しましょう。

また、追加工事が発生した場合の費用負担についても、事前に取り決めておくことが大切です。

工事の準備と養生

いよいよ工事が始まります。まずは、工事に必要な資材や器具を搬入し、工事対象範囲の養生を行います。

養生とは、工事中に周囲を汚したり傷つけたりしないように保護することです。床や壁、家具などにシートをかぶせるなどして、丁寧に養生を行うことが重要です。



~既存ユニットバスの解体・撤去~



養生が終われば、既存のユニットバスを解体・撤去します。この際、配管や電気設備などの切り回しにも注意が必要です。

解体で出たガラや廃材は、分別して適切に処分します。解体・撤去作業は、慎重かつスピーディーに行うことが求められます。


※このような解体はいたしません


~新しいユニットバスの組み立て・設置~



解体が完了したら、新しいユニットバスを組み立てて設置していきます。ユニットバスは工場である程度組み立てられた状態で運ばれてきますが、現場で最終的な組み立てを行います。

組み立てには正確さが求められるため、経験豊富な職人の手によって丁寧に行われます。防水パンの設置なども、この段階で行われるでしょう。




~配管・電気工事~



ユニットバスの設置と並行して、給排水管や電気配線の工事も行われます。既存の配管・配線を利用する場合は、つなぎ直しや更新を行います。

配管・電気工事は、水漏れや漏電などのトラブルを防ぐ上で非常に重要です。確かな技術を持った設備業者が、適切に工事を行うことが不可欠でしょう。




~仕上げ・クリーニング~



ユニットバスの組み立てと設備工事が完了したら、いよいよ仕上げの段階です。扉やミラー、収納棚などの設置を行い、シーリング処理で隙間を埋めていきます。

最後に、工事で出た残材の片付けと、念入りな清掃を行います。新品のユニットバスをきれいな状態でお客様にお引き渡しできるよう、入念に清掃します。




~検査・引き渡し~



全ての工事が完了したら、お客様立ち会いのもとで最終検査を行います。ユニットバスの動作確認や、仕上がりのチェックを入念に行います。

検査に合格したら、いよいよお客様にお引き渡しです。使用方法や注意点、アフターサービスの内容について丁寧に説明し、お客様に安心してユニットバスをお使いいただけるようにサポートします。



▼ユニットバスリフォームの施工期間


ユニットバスリフォームの施工期間




ユニットバスのリフォーム工事を行う際、施工期間はどのくらいかかるのでしょうか。ここでは、標準的なリフォーム工事と大規模なリフォーム工事の期間、工期に影響する要因、そしてリフォーム中の生活への影響と対策について解説します。




~標準的なリフォーム工事の期間~



標準的なユニットバスの交換工事は、通常3日間ほどで完了します。初日は解体とインフラ工事、二日目はユニットの組立と防水処理、三日目は開口部処理と内装仕上げを行います。

この工期は、事前の綿密な計画と効率的な施工管理によって実現されます。ただし、既存設備の状態や建物の構造によっては、多少の調整が必要になる場合もあります。



~大規模なリフォーム工事の期間~



一方、タイル浴室からユニットバスへの改装など、大規模なリフォーム工事の場合は、5日間程度の工期が必要です。解体、インフラ整備、下地処理、本体工事、仕上げと、各工程に十分な時間を確保することが重要です。

特に、給排水設備や電気系統の更新、構造補強など、ユニットバス本体以外の工事に時間がかかります。これらの工事は、快適で安全なバスルームを実現するために欠かせない過程なのです。




~工期に影響する要因~



ユニットバスのリフォーム工事の工期は、いくつかの要因によって変動する可能性があります。既存構造の状態、天候条件、資材調達状況などがその主な要因です。

例えば、解体時に想定外の損傷が見つかった場合や、悪天候によって工事が中断された場合は、工期が延長される可能性があります。また、必要な資材の入荷が遅れた場合も、工事の進捗に影響を与えます。




~リフォーム中の生活への影響と対策~



ユニットバスのリフォーム工事中は、浴室が使用できない期間が発生します。標準的な工事であれば2〜3日間、大規模な改修の場合は4〜5日間ほどの使用制限が必要です。

この期間中は、近隣の入浴施設を利用したり、工事業者が提案する代替措置を活用したりすることで、日常生活への影響を最小限に抑えることができます。状況によっては、仮設の浴室設備を検討することも可能でしょう。




リフォーム工事中は、騒音や廃材の処理など、生活環境への配慮も重要です。施工業者との綿密なコミュニケーションを通じて、適切な対策を講じていきましょう。



▼ユニットバスリフォームの施工上の留意点


ユニットバスリフォームの施工上の留意点




ユニットバスのリフォームを行う際には、様々な施工上の留意点があります。ここでは、それらの重要なポイントについて詳しく解説していきます。




~既存浴室の状態確認と下地処理~



ユニットバスのリフォームを始める前に、まずは既存の浴室の状態を入念に確認することが大切です。古い浴室の場合、壁や床の下地材が劣化している可能性があります。

下地材の状態を確認し、必要に応じて補修や交換を行います。下地処理を適切に行うことで、新しいユニットバスの安定した設置と長期的な耐久性を確保できます。




~防水処理の重要性~



浴室は常に水と湿気に晒される場所であるため、防水処理は非常に重要です。ユニットバスのリフォームにおいても、確実な防水処理が求められます。

壁や床の継ぎ目部分には、適切なシーリング材を使用して隙間なく処理を行います。また、ユニットバスと既存部分の接続部も、水漏れが発生しないように入念に施工する必要があります。



~給排水設備の更新・設置~



ユニットバスのリフォームに伴い、給排水設備の更新や新規設置が必要となる場合があります。給水管や排水管の配置を最適化し、適切な水圧が確保できるように調整します。

また、配管材質の選定も重要なポイントです。耐久性と維持管理性に優れた材質を選ぶことで、長期的に安定した給排水機能を発揮できます。

電気設備の更新・設置

浴室内の照明や換気扇、ジャグジー等の電気設備も、ユニットバスのリフォームに合わせて更新・設置する必要があります。安全性を確保するために、防水仕様の配線材料を使用し、確実な接続作業を行います。

また、漏電対策として、アース工事も適切に実施することが求められます。




~換気システムの設置・調整~



浴室内の湿気対策として、換気システムの設置は欠かせません。ユニットバスのリフォームでは、新しい換気設備の導入や既存設備の調整が行われます。

換気ダクトの配置を最適化し、浴室内の隅々まで効率的に換気できるように設計します。また、換気量の調整も重要です。過剰な換気は熱損失につながるため、適切なバランスを見極める必要があります。




~ユニットバス設置時の寸法調整~



既存の浴室空間に新しいユニットバスを設置する際には、寸法の調整が重要なポイントとなります。ユニットバスのサイズに合わせて、壁や床の加工が必要な場合があります。

ミリ単位の精度が求められるため、慎重な測定と施工計画が不可欠です。寸法の不一致は、ユニットバスの設置不良や水漏れ等のトラブルにつながる恐れがあります。



▼ユニットバスリフォームのメリット


ユニットバスリフォームのメリット




ユニットバスのリフォームには、さまざまなメリットがあります。ここでは、快適性の向上、清掃のしやすさ、省エネ効果、バリアフリー対応、資産価値の向上という5つの観点から、その利点を詳しく見ていきましょう。




~快適性の向上~



ユニットバスのリフォームを行うことで、浴室内の快適性を大幅に高めることができます。古くなった設備を最新のものに交換することで、湯量や水圧が改善され、より心地よいバスタイムを楽しめるようになるでしょう。

また、断熱性能の高い材料を使用することで、浴室内の温度変化を抑えられます。これにより、冬場の寒さや夏場の蒸し暑さを軽減し、年間を通して快適な入浴環境を維持することが可能となります。




~清掃のしやすさ~



新しいユニットバスは、掃除がしやすいように設計されています。壁面や床面に使われる材料は、汚れが付きにくく、付いた汚れも落としやすいものが選ばれます。

さらに、隅々まで手が届きやすい構造になっているため、お手入れに要する時間と手間を大幅に減らすことができるのです。日々の清掃が楽になることで、浴室をいつでも清潔な状態に保てるようになります。



~省エネ効果~



古い浴室設備は、エネルギー効率が悪いことが多くあります。それに対して、最新のユニットバスは、省エネ性能に優れた設計になっています。

断熱性の高い材料を使うことで、温水の温度低下を防ぎ、再加熱の必要性を減らします。また、水栓金具などの設備も、無駄な水の使用を抑えられるような機能を備えています。これらの効果により、エネルギー消費量を削減し、光熱費の節約につなげられます



~バリアフリー対応~



加齢とともに、浴室内での移動や立ち座りが困難になることがあります。そのような状況に備えて、ユニットバスのリフォームではバリアフリー対応を行うことができます。

具体的には、段差の解消、手すりの設置、滑りにくい床材の使用などが挙げられます。これらの工夫により、高齢者や身体の不自由な方でも、安心して入浴できる環境を整えられるのです。将来を見据えたリフォームは、住まいの長期的な価値を高めてくれます。

資産価値の向上

リフォームを行うことで、住宅の資産価値を上げることができます。古くなった浴室を最新のユニットバスに替えることは、建物全体の印象を改善する効果があります。

省エネ性能の向上や、可能な範囲でのバリアフリー対応は、住宅の市場価値を高める要因となります。ただし、既存の床(躯体)の高さによってはバリアフリー化が制限される場合もあるため、事前の詳細な検討が必要です。

バリアフリー化やドア幅の拡張、省エネ性能の高い暖房乾燥機の設置など、複数の改修を組み合わせることで、こどもエコ住まいキャンペーンなどの補助金(助成金)の対象となる可能性があります。

また、TOTOやLIXILなど、各ユニットバスメーカーにはそれぞれ特徴があります。お客様のご要望(デザイン、機能性、予算など)を詳しく伺い、最適なメーカーと製品を提案させていただきます。このように、将来的な住み替えや売却を考える場合も、適切な製品選択とプランニングによって、リフォームは価値ある投資となります。




▼ユニットバスリフォームの注意点とデメリット


ユニットバスリフォームの注意点とデメリット




ユニットバスへのリフォームは、快適で機能的な浴室空間を手に入れるための有効な選択肢です。しかし、リフォームを検討する際には、いくつかの注意点やデメリットについても理解しておく必要があります。

ここでは、ユニットバスリフォームを行う上で注意すべきポイントと、その潜在的なデメリットについて詳しく解説していきます。リフォームを検討中の方は、是非参考にしてみてください。




~初期費用の負担~



ユニットバスへのリフォームには、一定の初期費用が必要となります。既存の浴室を解体し、新しいユニットバスを設置するためには、材料費や工事費などの費用が発生します。

リフォーム費用は、ユニットバスの種類やグレード、追加オプションの有無などによって大きく異なります。予算に合わせた適切なユニットバスを選択することが重要です。




~将来の間取り変更の制限~



ユニットバスは、一体型の構造であるため、将来的な間取りの変更に制限が生じる可能性があります。ユニットバスを移動したり、大幅に改造したりすることは難しいため、長期的な住まいの使い方を見据えた上でのリフォームが必要です。

将来の生活スタイルの変化や家族構成の変化を考慮し、柔軟性のある間取りを維持できるかどうかを検討しておきましょう。




~リフォーム業者選びの重要性~



ユニットバスのリフォームを成功させるためには、信頼できる優れたリフォーム業者を選ぶことが非常に重要です。施工品質や アフターサービスの質は、業者によって大きく異なります。

実績や評判を確認し、適切な業者を選定することが欠かせません。複数の業者から見積もりを取り、提案内容や価格を比較検討することをおすすめします。信頼できる業者を選ぶことで、満足度の高いリフォームを実現できるでしょう。



▼まとめ


まとめ




ユニットバスリフォームは、老朽化や機能面での不満を解消し、デザイン性と利便性を高める効果的な方法です。また、収納力アップや清掃性の向上、住宅価値の向上などのメリットもあります。

リフォームを進める上では、事前の入念な打ち合わせと現場調査が不可欠です。施工計画の策定と契約締結後、解体工事と内装工事、新規ユニットバスの設置と配管接続、仕上げ作業と完了検査という一連の流れを経て完了します。

材料選定では、素材の特性理解、サイズとレイアウトの最適化、デザインとカラーバリエーション、付帯設備や機能の選択、予算とグレード感の調整がポイントとなります。また、既存配管の状態確認や防水処理、換気設計、工期とコストのバランス、アフターメンテナンスの確認など、注意すべき点もあります。


横浜で信頼できるリフォーム業者を選ぶためには、専門性と実績の確認、アフターサポート体制、ショールームでの実物確認、見積もりの比較検討、担当者との相性を重視することが大切です。弊社では、豊富なユニットバスリフォームの実績を公開しております。ぜひご覧いただき、快適なユニットバス空間づくりにお役立てください。




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